早期発見、早期解決。未然に防ぐことが大切です。
「人材=従業員」は会社の成長にとって欠かせない存在です。労使間トラブルは会社の生産性、従業員のモチベーションなど様々な面に悪影響を及ぼします。適切な労務管理を行うことでトラブルを予防していくことが大原則です。また、トラブルに発展しそうな点を早期発見し、適切な改善策を打っていくことがリスク回避・軽減に繋がります。また、万が一トラブルに発展した場合も、適切な対応を行うことで早期解決を図れるケースも少なくありません。
当事務所では、社会保険労務士の立場で、労使間トラブルを未然に防ぐためのアドバイスから発生してしまった場合の対応まで、関与先事業所様に寄り添ったサポートをさせていただきます。
個別労働関係紛争と集団的労使紛争
社会保険労務士が労使間トラブルの解決をサポートする際に、最も多く関わるのは「あっせん」の代理人業務です。(「あっせん」とは、主に話し合いで和解を目指す解決策で、裁判よりも比較的短期・安価での解決に期待できます。)
ただし、労使間の交渉で社会保険労務士が代理人になれるのは、個々の労働者と事業主との間の労働関係に関する紛争である「個別労働紛争」に限られています。
例えば、労働組合と事業主間の紛争、労働者の方が労働組合へ相談し、労働組合が事業主へ問題として取り上げて話し合いが開始されている場合は「集団的労使紛争」となり、事業主側、会社側の代理業務も取り扱えません。
ただし、社会保険労務士は労働法と労務管理等を専門とする国家資格です。交渉の場に同席し助言などを行うことで、交渉を円滑に進めるサポートをさせていただくことが可能です。
また、裁判に発展した際は、信頼できる弁護士との連携も可能ですので、まずは何でもご相談ください。
主な業務分野
- 労使間トラブルのリスク診断
- 各種労使間トラブル解決サポート
- 労働組合への対応
- 賃金体系の見直し相談
- 就業規則の見直し相談
◯労使間トラブルの例
労災に伴う損害賠償、解雇・退職トラブル、残業代未払いトラブル、ハラスメントなど
※その他必要に応じて、社内規則作成サポート、調査・監査対策サポートも行なっております。